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田中・石原・佐々木法律事務所/弁護士 田中康晃
【Q1】田中先生のプロフィールを簡単にご紹介ください。
- 大学卒業後、大手通信会社にて3年間営業職に従事した後、弁護士登録をしました。サラリーマン経験を活かし会社間交渉や労使紛争を得意分野としています。また祖父や父が事業をしていた関係から中小企業やベンチャー企業のリーガルサポートにも積極的に取り組んでいます。弁護士会の中でも1、2を争うテニス好きです。
- 平成11年 青山学院大学法学部卒業
- 平成11年 ㈱ツーカーセルラー東京(現「KDDI株式会社(au)」)入社
- 平成14年 ㈱ツーカーセルラー東京(現「KDDI株式会社(au)」)退職
- 平成17年 司法試験合格
- 平成18年 司法研修所入所
- 平成19年 弁護士登録
- 平成20年~23年 青山学院大学法科大学院非常勤講師
- 平成24年 田中・石原・佐々木法律事務所開設
【Q2】田中先生が弁護士を志したきっかけを教えてください。 きっかけは高校時代に観た「依頼人(ザ・クライアント)」というハリウッド映画です。主人公の女性弁護士が事件の目撃者である少年を守るため、捜査機関側、犯人側と対峙するという内容で、一気に弁護士という仕事に憧れました。
【Q3】弁護士になるためにどんな経験や勉強をされましたか? 私はサラリーマン生活の後、司法試験の勉強を始めました。学生時代から勉強している人たちと比べると圧倒的に勉強時間が少ないため、いかに効率的に勉強するか追求していました。具体的には、司法試験予備校に通い、そこで基本的事項の修得や模試を受け、 大学の研究室では、予備校で学んだ内容をひたすら復習する、というものです。あまりいろいろな教材には手を出さず、基本的事項をしつこく繰り返す、という感じです。 それでも1日6時間~8時間くらい勉強し、試験直前は10時間~12時間くらいやっていたと思います。サラリーマン生活を経験していたので時間活用は学生さんよりも効率的に出来ていたと思います。
【Q4】現在は主にどのような案件を担当されているのでしょうか? 会社関係ですと、中小企業の法務全般の相談に乗っています。具体的には、従業員との労働トラブル、債権回収、顧客とのトラブル、契約書のチェック、会社整理(M&A含め)、などです。 個人の方ですと、離婚、相続、交通事故、などを多く取り扱っています。特に最近は離婚の相談が増えています。同年代の方々が丁度そういう時期を迎えているのか、 また世間的にも離婚に対してあまりマイナスイメージを持たなくなったこともその要因かと思います。
【Q5】お仕事にはどんなポリシーを持って取り組まれていますか? 他の弁護士から見ても恥ずかしくないような仕事内容・進め方を意識しています。弁護士は時に独りよがりになってしまうこともあるのですが、それでは紛争の適正な解決方法は見出せないと思います。 例え自分が正しいと思うことでも、周りから見たらおかしいということもあるでしょうから、私は共同経営している他の弁護士の意見を積極的に聞くようにしています。 また、依頼者に寄り添うことも当然必要ですが、常に当事者とは異なる客観的な立場を維持することも意識しています。当事者と全く同じ目線に立つのであれば、わざわざ代理人をたてる必要性はないかと思います。 あえて客観的な立場でもって、依頼者を説得することも紛争解決に重要だと考えています。
【Q6】最近、印象的だったエピソードを聞かせてください。 離婚や相続事件などは当事者間の感情的な衝突が多いため、単に金銭的解決を勧めるだけでは当事者は納得しません。そもそも本件とは直接関係ない部分で感情的なしこりがあり、それが紛争解決の妨げになっていることもあります。 したがって、“”いったい何がひっかかっているのか”、“どのような解決をすることが当事者にとってベストか”、などを見つけることが極めて重要ですが、当事者(依頼者・相手方)もなかなか本音を言わないこともあり、紛争解決のポイントを見つけることに非常に苦労することもあります。 ある離婚調停で財産分与の金額に非常に強いこだわりを見せていた当事者がおり、金額面の交渉をしても全くらちがあきませんでした。しかし、いろいろ協議を進めていくうちに、実はだいぶ前に起きたある出来事の謝罪を求めていたことがわかり、 その点について謝罪条項を入れることを提案したところ、財産分与の金額に関して一定の譲歩を示してきました。やはり幅広い視点で紛争解決のポイントを探ることが重要であることを改めて認識しました。
【Q7】ご依頼のあった方に対して、特に気をつけていることはありますか? まずは依頼者のご相談内容にしっかり耳を傾け、なるべく丁寧な回答をするよう意識しています。弁護士などの士業にとっては、これまで何度もやってきたような事案であっても、依頼者にとっては一生に一回あるかないかの重大問題であることが多いです。 しかも似たような事案であっても、全く同じ事案は一つもありませんので、やはり我々も初心に帰りしっかりと依頼者のお話を聞く、ということが重要ではないかと思います。
【Q8】初めて弁護士への依頼を検討している方にアドバイスをお願いします。 とにかく遠慮せず、まずは弁護士事務所の門をたたくことをお勧めします。そもそも“何を誰に相談していいかわからない”、ということもあるかと思いますが、その状態でも全然構いませんので、 まず弁護士に限らず司法書士、税理士、社労士等の士業に相談して下さい。相談することによって、“何が問題なのか”、“またどの専門家に相談すべきか”が分かることも多いですし、 このような相談を嫌がる弁護士はいません(もしいたらそのような弁護士には依頼しない方がよいでしょう)。裁判沙汰、弁護士沙汰、という言葉あるように、弁護士に相談することに躊躇を覚える方も多いと思いますが、 早目に相談することにより、解決方法にいろいろな選択肢を見出すことも可能になってきます。
【Q9】最後に弁護士の魅力とは何でしょうか? ありきたりになってしまいますが、やはりお客様から「ありがとう。」という感謝の言葉をかけてもらえるところだと思います。また、弁護士という資格がなければ刑事事件の弁護人や代理人交渉は原則できませんので、 そこはプライドを持ってやれる仕事だと思います。また、最近ではいわゆる弁護人・代理人業務だけでなく、法的知識・経験を活かして、企業に所属する人(インハウスロイヤーといいます)、官公庁で働く人、コンサルタント会社で働く人など、 幅広い分野で活躍できる職種といえるのも一つの魅力といえると思います。

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「日本に駐在する外国人の方々のリーガルサポートはまだまだ不十分。こうした問題にも携わっていきたい」と語る田中先生。これからの国際化社会においても、とても頼もしい存在です。
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